【仕組み構築が大事】ランニングの継続に意志の強さは関係ありません

ランニングを続けることが難しい。仕事の繁忙期や周りの環境の変化を言い訳にしてしまい、3ヶ月以上続けることができない。ランニングを続けられないのは、自分の意志が弱いだけなのだろうか?

こういった疑問に答えます。 

記事を書いている私は、過去に2年半ほどのマラソン歴があります。 

2度の怪我を乗り越えて練習を積み上げ、 初マラソンから2年で1時間の自己ベスト更新をしました。 

ランニングを継続させるためのコツを、実体験をもとに説明します。 

ランニングの継続に意志の弱さは関係ありません(ランニングサークルへの加入がおすすめ!)  

結論として、ランニングの継続に意思の弱さは関係ありません。 

なぜなら、継続に重要なのはランニングを習慣化する仕組だからです。 

具体的な例として、私のランニングサークル加入の話を挙げます。

私が膝の故障明けの時に、痛みの再発が不安でなかなか走り出せずにいました。そんな時に、母からの「ランニングサークルに入ってみてはどうか?」という助言に従い、地元の大学陸上部が主催するランニングサークルへ加入しました。

ランニングサークルは、毎週末に1回ある練習で集まるごとに、日々の練習の報告やおすすめの道具や大会に関する情報など実際に体験された方の生の声を聴くことができました。

すると、週末の練習会で情報収集をすることと合同の練習で自分が勝手にライバル視しているおじさんに負けたくないとの一心で、練習を継続できるようになりました。

この時、私は自然と走りたくなる仕組みを気づかぬうちに構築していたのです。その方には、最後に出走したフルマラソンで10分以上の差を付けて勝利することができました。 

最初の一歩が踏み出せない・・・

最初の一歩が踏み出せない。走るの全然慣れていないから、すぐバテちゃうし。 

その気持ちはよく分かります。私も同じでした。 

しかし、結論として成果を出すためには行動を起こすことで、不安を解消すべきです。 

なぜなら、行動して失敗した場合と比較して、しなかった場合の方が「なぜあの時動かなかったんだろう?」「あのとき動いておけば良かった」と、後悔が募ってしまうからです。 

具体例を挙げると、サークルへの加入を決意する前にも同じ助言を大学の友人に受けたにもかかわらず、加入せずに自力で結果を出そうとしました。

しかし、その後ケガをしたり結果が出なかったりと、その事が結果に結びつくことはありませんでした。そして、サークル加入後に、どうしてもっと早く行動(加入)しなかったのかと強い後悔をしました。 

行動して失敗した方が、良い意味で諦めることができます。

やるだけのことをやってダメだったから仕方ないと。

いい人が多ければいいけどなぁ・・・

いい人が多ければいいけど、仲間はずれにされたらどうしよう。 

こういう不安は誰でも抱きがちでしょう。

結論として、いろんなサークルに属してみましょう。 

なぜなら、最初に入ったサークルが自分に合う可能性は限りなく低いからです。 

私も、最初に入ったサークルは自分よりレベルが高すぎてついて行けませんでした。結局、3つめに加入したサークルがレベルも人も良くて、大学卒業まで2年以上所属していました。

自分に合ったサークルの方がランニングの継続につながりやすいですし、その継続こそが成果につながるのでランナーのレベルとサークルの雰囲気はチェックすべきポイントでしょう。

ランニングはその日の気分ではなく、必要か必要じゃないかで決める。

【陸上マラソン】大迫傑がたどり着いた景色 (ベースボール・マガジン社より)

ランニングは必要か不必要かで決めるべきです。なぜなら、モチベーションはやりながら上がるものだからです。 

日本男子長距離会のエースである大迫傑選手は自著で以下のように述べられていました。 

「モチベーションは保つものではなくて、日々湧いてくるものじゃないでしょうか。みんなに注目されたいとか、練習後においしいご飯を食べたいとか、モチベーションはいくつも持っておく。単純に記録を伸ばしたいだけでもいいんですけど、それだけでは続かないと思うんです。僕もただ速くなりたいだけだったら、多分数年前にやめていたでしょう。楽しいとか、悲しいとか人間の感情ってそんなに長く維持できないじゃないですか。モチベーションも一緒で、日々色々なことに見出すものだと思っています。」 

「走って、悩んで、見つけたこと。」(文春e-book) 

やはり世界の第一線で活躍する彼も、自分の感情をコントロールすることの難しさを理解した上で、モチベーションを維持する方法を考えているのです。 

ランニングを継続させるためのコツ 

ランニングを継続させるためのコツは、 目標とその目標達成で得られる報酬を設定することです。

なぜなら、人間は目標に向けて自身の能力が向上している時が一番幸せに感じ、報酬を得られることで更にモチベーションが向上するからです。だから、重要なポイントは「目標+報酬」です。 

具体例として、ケガ明けの私は、まずは週1回30分走るところから始めました。

そして、頑張って走った後は普段は我慢しているポテトチップスを食べたり、自分で自分に褒美をやることを習慣にして、徐々に走る頻度を上げていきました。

また、レースが終われば、いつもは行けない少し高いケーキ屋に行って、チーズケーキを食べてもいいと自身のルールを作って、自分で自分に報酬を与えていました。 

最初は報酬を得るために頑張っていましたが、徐々に走ることが習慣化されて、ケガを恐れずに走る頻度を増やすことができるようになりました。 

色んな目標を立てるといい

大迫選手も言われていた様に、いろんな目標があるのがいいです。

なぜなら、人間はひとつの同じことを長く続けることがとても苦手な飽きやすい動物だからです。 

タイムを目標にする

タイムを目標にしてみましょう。

なぜなら、数字は目標設定しやすいし、到達度も分かりやすいからです。

ただし、過剰な数字の追い求めには注意しましょう。タイムの良い日悪い日に一喜一憂せずに、いい日の自分も悪い日の自分も受け入れられる寛大な心が重要です。

体重を目標にする

ダイエットが目的の方は、体重を目標にするのが手っ取り早いです。

こちらも、数字なので目標にしやすいやすく、成果が分かりやすのが良いです。

ただし、体重が急激に減るのは体への負担が大きいので、要注意です。

緩かな曲線を描いて、目標体重に近づけるのがベストです。

理想は1ヶ月に体重の5%を減らして、それを何ヶ月も積み上げていくことです。

継続期間を目標にする

継続記録を目標にするのもいいです。

なぜなら、成果を出すためには継続が何より重要だからです。

注意点は、毎日継続は危険であるということです。

ランニングで損傷した筋肉を休ませるということも重要ですし、何より走ることが義務になってしまい、走ることが嫌になるのでダメです。

週単位で継続できる目標がベストですね。

例えば、週に1回のランニングを2週間続けたら2週間継続となります。

1週間で心が折れてしまう人もいるので、2週間でも続けられるのは立派なことです。

継続できているということは自分の中で、自信となるのでモチベーション向上につながります。

ランニングコース開拓を目標にする 

新たなコースを発見することを目標にするのもいいです。

なぜなら、同じコースばかりだとどうしても飽きてしまうからです。

私も練習内容に沿って、4パターンあるコースを組み合わせて走るようにしていました。

定期的に、いままだ走っていなかったコースを走ることで、車の少ない安全なコースや足を鍛えるのに絶好なアップダウンのコースなど新しい発見があるのはとても面白いです。

定期的に自分の好奇心をくすぐることは、モチベーション向上に重要であると思います。

ランニングを継続できないのは、継続するためのコツを知らないから 

何度も主張しますが、ランニングを継続できないのは、あなた自身の意思に問題があるわけではないです。 

なぜなら、問題はランニングを継続させる仕組みを知らないことにあるからです。だからこそ、以下に挙げることに加えて、自身で勉強をしながら色々な方法を試してみてください。失敗を恐れず。

  1. 目標と報酬を設定する
  2. タイムや体重などの数字だけでなく、継続期間やランニングコース開拓などの様々な目標を立てる

「走らなきゃ!」と自己暗示するのではなく、自然と走ることが当たり前となるような仕組みの構築を心がけましょう。